はじめに

新型コロナウイルス感染症の影響で、各地でイベントなどが延期・中止になる中、3密(密閉、密集、密接)を避け、“新しい生活様式”にあった地域回遊型の「リアル宝探し」を企画します。「リアル宝探し」とは、宝の地図を手に実際に色々な場所に隠された謎解きをする体験型イベントです。屋外を中心とした開放空間で“密”を気にせず楽しんでもらえるものです。

今回は、大阪城(大阪市中央区)を中心に、大阪くらしの今昔館(大阪市北区)、てんしば、天王寺動物園(大阪市天王寺区)を舞台として、大阪の街の再発見を楽しんでもらえればと思っています。
そして、宝探しのテーマは、2020年大阪城で配布された疫病退散を願う「大阪城の赤絵」です。

古来から、災いや魔物に効果があると考えられた「赤い色」は、元気に育ってほしい子供の玩具や布団にも赤色が使われることになりました。
新型コロナウィルスには注意しながら、大阪の街の再発見を楽しんで下さい。

主催 大阪市
運営 大阪城パークマネジメント
お問合せ 大阪城パークセンター
企画・制作 タカラッシュ!

赤絵

赤絵とは

赤い色は、古来、災いや魔物を祓う効果があると考えられました。流行病から身を守る効果もあると考えられ、江戸時代には、疱瘡(ほうそう:天然痘)除けに、鍾馗様(しょうきさま)の像をはじめ、さまざまな図柄を赤一色で刷った版画が作られました。
また、幕末にコレラが大流行しましたが、当時、コレラはコロリと呼ばれ、「虎狼痢」「虎狼狸」などの文字が宛てられましたので、張り子の虎や虎の絵馬などを作って、コレラ除けを祈願しました。
こうした歴史を踏まえ、このたびの新型コロナウィルスの世界的な感染拡大をうけ、大阪城天守閣では、一日も早い終息を願い、赤一色で大阪城天守閣と天守閣最上層の伏虎(ふっこ)の版画を作成しました。
(大阪城の赤絵より)